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虚無の更新記録とか拍手返信とか執筆状況とか
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来ました来ました♪ 虚無のもう一つの楽しみバトン!!
会話で答えるバトンとのことですが、微妙な具合にパラレルっぽくなってるかもしれませんが、よろしいでしょうか?
会話・・・というよりは虚無がお話の中に出てくる?みたいな感じになってるかも・・・。
それでもよろしければ、どうぞ~☆




虚無は自室にてパソコンを弄っていた。
凝る肩や首を回しながら、目はわずかではあるが動き続け、脳内では緩やかな回転を持続させている。
今この瞬間には、何ものからも拘束から抜け出せたような、自分だけの世界を作り上げられることに成功し自分自身が神の立場に立てたような、精神が肉体から開放されたような、そんなありもしない錯覚に陥る。
もちろん、実際にそんな状況になりたいとは露ほどにも思わない。錯覚だからこそ、心地良いのだ。
物語を練り続ける傍ら、そんな考えてもしかたないような思考にふけり、そんな自分自身を第三者的に眺めながら、現実的な明日の予定やらその準備に必要なものなどを机の上に無造作においてあるはがきサイズのメモ帳に何年もこの部屋に居座り続けている鉛筆(ちなみに虚無自身がカッターで削っている。この部屋に鉛筆削りは存在しない)を使って忘れないようにリストアップしておく。
さて、そろそろ寝よう。明日も早い。それになによりも、自分自身が眠い。限界だ。
パソコンの電源を落とし、伸びをしてから椅子から立ち上がり、ベッドへ向かう。

――と思ったら、いつの間にか侵入者がこの部屋にいた。

「・・・・・・・・・」

瞬間的にフリーズしたのはきっかり三秒。
それから目線をあちこちにさまよわせながら口には出さずに「は?」「え?」などのセリフを繰り返す。
侵入者は一枚の用紙を手に持ち、地べたに座り込んでそんな虚無を呆れたように眺めていた。
その顔にはありありと「何やってるんだお前」みたいな心情が隠すことなく現れている。
虚無はとりあえず、動揺しながらもなんとか顔には出さないように気をつけながら声を出すことに成功した。

「・・・何」
「任務」

・・・・・・駄目だ会話というか状況の打破は一向に進みそうにない!!
虚無は勝手に推測し、なおかつ無表情に先ほどよりは容易にその相手に聞いた。

「任務とはなんでしょう・・・?」
「なんでもお前にこの質問に答えて欲しい、だとさ」

その相手の顔が微妙に面白そうに変化していることに、虚無は気付かなかった。
虚無は突然の事態に動揺しまくりで、今現在の状況も把握できてなかったからである。
なのでそのことに気付いた虚無は、とりあえずその原因である相手のことを聞くことにした。

「あなたは誰でしょうか、というかいつの間にこの部屋に入ってきたんでしょうか・・・というか家族誰も怪しまなかったのかそれよりも私一応人の気配に敏感なほうだと思ってたのに部屋の前誰が通るかなんて眠ってても目が覚めるはずなくらいにはってかなんか見たことあるような気がするんだけどこの顔どこでだっけというよりわぁ金髪碧眼だぁあぁお客が入ってるのに机がというよりも部屋が汚い誰かくるってことを知ってたら事前に片付けてたのに今回で一回部屋片付ける機会逃しちゃったじゃんこの前大掃除したのにまた部屋が散らかりかけてるのにあぁなんか話がずれてるなんだっけなんっだったっけ混乱してるよ私・・・!!」

とりあえず、わかったこと。
バックグラウンドミュージックの洋楽に似合わない日本語の淡々とした長台詞は合わない。
・・・じゃなくて!!

「まぁ、とりあえず落ち着け。ほれ、チョコやるから」
「え?あ、ありがとう。でもごめん、私今ダイエット中だから・・・っじゃなくて元凶が何言ってんのさー!!!」
「俺はうずまきナルト。いいからさっさと落ち着いて俺の言う質問に答えやがれ」
「なんで!!どうして部屋主がこんなにも偉そうに命令されなくちゃなんないの!!??」
「いい加減、答えろよ?(冷笑」
「ハーイヨロコンデ」

冷や汗をだらだらと大量にかきながらナルトを眺める。
ナルトってもしかして『あの』ナルトだろうか。わー、実物にしてみるとほんとに綺麗な顔してるなー。
虚無、混乱を極めて軽く現実逃避中。どうして漫画の人物がここにいるかとか不法侵入等は軽く吹っ飛ばしている。

「んじゃ、始めるぞ」
「はーい、なんなりと」
「まぁ、これの依頼主は元・師匠だ」
「はぁ、そうですか。・・・・・・ッ!?宵知さんッ!?うわぉ、答えますですはいッ!!なんなりとどうぞ!!つーかナルトッ!私の心の中では今でも師匠なんだから!!今では友達の関係まで進んだけど!!」
「(気合の入り方が違うな)へー。じゃ、行くぞ」
「(普通にスルーされたッ;;)どんと来い!!」
「理想の恋人を教えろ」
「はぅあッ!?」

テンションの上がり下がりが激しい虚無。前のめりになっていた体勢が肉体の限界までのけぞる。
ついでに視線もきょろきょろと先ほどと同じようにそこらへんの空気を追いかけ始めた。
ナルトはジー、と彼にしては珍しく虚無の回答を待っていた。

「・・・・・・それは実在の人物やら架空のキャラなどの具体的な答えを求めているのでしょうか?」
「質問を質問で返すな。まぁそうじゃなくてもいいんじゃね?優しいとかかっこいいとかでも」
「そっか、それなら・・・んー。『私のことを理解しようとしてくれる背が高くて声が低くて優しくて厳しくて高い目標を持っている賢い人』かな」
「・・・理想が高すぎるってよく言われねぇ?」
「よく言われる(笑」

だから恋人できねぇんだよ、との言葉に机の上に開いたままの厚いリングノートを投げつけた。が、さすが忍者。簡単にキャッチされ、中身を読もうとする。
慌てて引ったくり、背中に隠す。
この中にはまだこれからの彼らにとっての未来の情報が書き込まれているのだ。

「つ、次もあるでしょ?次いこ次!!」
「・・・まぁいいけどな。恋人選び、見た目と性格を重視する割合は?」
「うー?・・・3:7くらいで。見た目はなんとか変えることはできると思うんだけど、性格は本人が変えようとしないと変えられないからねぇ・・・(遠い目」
「(何があったんだ?)それでも見た目が気に入らない確立高いだろ。ほら、どんどん次行くぞ」

遠い目の虚無を軽くはたくことで現実世界へ戻し、ナルトは用紙に書いてある次の項目を読んだ。
虚無は痛む頭を撫でながら涙目だ。

「今日一日好きな人と一緒。お前の考えるデートプランは?」
「んー、部屋でごろごろしてるの好きなんだけど・・・普段が疲れるしなぁ。図書館とか美術館とか行ってみたいのはオペラとかかなー。いつもビデオとかで見るとその声に感動・・・」
「どれもインドアだな。つーか楽しいか?それ」
「私にとってはね。でもきっと話し合って決めると思うよ?」

まずは相手探しからだけどねー、とのん気に呟く虚無をナルトは呆れたように見た。
こいつ、全然探す気ないだろ。
ナルト、正解だ。

「次は、好きな人とカラオケに行くことに。どんな曲を歌うか? ・・・お前カラオケ行ったことなかったよな」
「な、何故そんな情報を・・・!?確かにそうだけど、まぁ、歌詞覚えてる歌がが何曲かの洋楽とオレンジレンジばっかだからなー。あ、ミスチルとか。でも歌うんだったら・・・歌わないかなーやっぱり。後ろでなんか適当に乗ってそう(苦笑」
「ま、そんなとこだろな」

本棚にあるCDをちらちら見ながら答える虚無。
どうやら自分が何歌えるかも覚えてないらしい。
というか、最後にCD買ったのいつだっけ?
そうとう前なのは確かだ。

「夜の遊園地、初めて二人で観覧車に乗った。ドキドキのクライマックス?手を繋ぐ?繋がない?・・・手を繋ぐことに意味あんのか?」
「あるんじゃない?私はー、どうかな。どっちかって言うと腕を絡みつかせられるからなぁ;; んー・・・(想像中)・・・だめだ、想像できない;;;」
「それって執筆家としてどうなんだよ、ま、お前にはんな度胸ないから自分からは無理じゃね?」
「そ、ソウデスネ(というかなんで性格まで知ってるのさ」

「楽しいデートの時間はあっという間。いつの間にか終電がなくなっていた。そんな時どうする?・・・お前、終電なくなるまで正気で起きてられるのか?」
「なんかさっきから質問が重複してるような・・・;;まぁ、その気になれば起きてられるよ!!でも次の日は使い物にならないけど!!終電が無くなったら~、とりあえず友達の家に泊まる?それかその人の家に泊めてもらうか・・・というか、その時の関係状態とかにもよるから、その時によってってことで!!」
「適当がお前の好きな言葉だもんな」
「いいじゃん、適当。そして臨機応変(笑」

「相手をかなり気に入ったお前。告白は自分から?されるのを待つ?・・・なんとなく回答が予想できるよな。これ」
「たぶんそのとおりだと思われます。無理です。自分からなんてッ!!でもただ待つなんてことできないからさせるように裏工作とかいろいろがんばると思われます。(大したことなんてできないけど」
「お前のことだからできるだけそいつの視界に入るようにするとか何気なく話しかけようとするとかそのくらいしかできないだろ」
「(ギックゥ!!!)」

虚無のわかりやすすぎる反応にやっぱりなとわざと聞こえるように呟いてナルトはさっさと次にうつる。
あんまり長くなって自分の睡眠時間を削られるのはたくさんだ。
もう十分に無駄な会話を続けてるけど。

「ずばり、今好きな人、気になる人がいる? ・・・正直に答えろよ?」
「(口パクパク)・・・・・・とりあえず好きになれそうかなーって人はいますが。。。うん。付き合うことはないと思われマス(うひゃー」
「へぇぇええぇぇぇええぇえぇえ」
「なにか悪いことでも?」
「開き直ったな、お前」

じとーっとにらみつけられても怖くない。
さて、質問は終りか?おっと、忘れるところだった。

「じゃあ質問は終りだ。次に同じ質問を誰に回すか答えろ。んで質問者も指定しろ」
「だからなんであんたそんな偉そうなのさ・・・;; では、コホン。マイラヴァー颯冴 佳月さま☆ このナルトの主な迷惑をかけている・・・イルカ先生でよろしくお願いします☆」
「別に拒否してもいいぞ。あと、こんな長々と変にお話風にもしなくてもいいからな。どうせ全部虚無の妄想夢だし」
「うん、実はそうなんだよー・・・って、え!?」

暗転。





【指定キャラと会話で答えるバトン】

●理想の恋人を教えて下さい。
●恋人選び、見た目と性格を重視する割合は?
●今日一日好きな人と一緒。あなたの考えるデートプランは?
●好きな人とカラオケに行く事になりました。どんな曲を歌いますか?
●夜の遊園地、始めて二人で観覧車に乗りました。ドキドキのクライマックス?手を繋ぐ?繋がない?
●楽しいデートの時間はあっという間。いつの間にか終電がなくなってしまいました。そんな時どうする?
●相手をかなり気に入った貴方。告白は自分から?されるのを待つ?
●ずばり、今好きな人、気になる人がいる?
●次に回す五人と指定キャラ

と言うわけで、佳月さま、イルカ先生でできればよろしくお願いしますw
長々とほんとにごめんなさい。そしてここまでも読んでいただけて嬉しいです。
それにしても、夢オチってなんでも許されるんですね!!(ぇえー

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